● G_box(OM-MF519)の製作と測定

製作:2019年9月
測定:2019年12月22日

このboxの狙いは
低域の音圧を低くすることと
中高域のダクトからの
漏れ音を減衰させることです。

G box
ユニット:MA OM-MF519
最低共振周波数:106.25Hz

G_box ラフスケッチ
外寸:H 305×W170×D 200 mm
内寸:H 240×W140×D 170 mm
容積:約5.5ℓ

背面と底面
背面を取り外し可能にしました。
バスレフダクトは底面に
設置しました。
底面板はダボで取り外し可能です。

内部、吸音材の状況
吸音材の状況はこんな感じです。
ちょっと多めかもです。
中板は吸音材をクッションにして
背面の板で仕切られます。
SP側は半分程度解放してます。
ダクトはφ30mmのVP管のソケットを
半分に切断してboxに取り付けてます。
φ30mmのVP管で長さを調整してます。
ℓ=70mm
バスレフダクトの設計共振周波数:約69Hz

測定音圧63dB付近
PinkNoise
RTA1/3
窓関数:ハミング

測定動画の一時停止画面(標準的なもの)
低域は50Hzあたりまで伸びてます。
120〜250Hzあたりと1KHz〜2KHzあたりに少し山があります。
2KHz以上の高域は比較的なだらかです。
なんだか全体になだらかな周波数特性です。


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<講評>
OM-MF519_周波数特性
測定マイクはSPの軸上(真正面)に設置してます。
測定値は12KHzまでは、
OM-MF519の周波数特性を誇張した感じになっています。
12KHz以上の高域についてはユニットの特性が出ていません。

チェック音源を試聴した感じでは、
低域も高域も控えめで、
中域はクリアーに感じました。
狙い通りのスピーカーになったと思います。
若干、おとなし目な印象です。
低域に若干モゴモゴ感あります。
もう少し改良の余地があるかもです...

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