測定:2020年4月中旬
かんすぴP1000-Eに引続きかんすぴP800-EにFE-83NVの組合せで
計測してみました。
<P800-E+FE-83NV>
かんすぴP800-E+FE83NV_ダクトnormal |
仕様 |
対象はFE83だとFE83Enです。
バスレフダクトの共振周波数はDIY-Soundで約105Hzです。
FE-83NV ユニット(FOSTEXカタログより) |
FE-83NV ユニットの最低共振周波数:149.7Hz
<計測>
ダクトnormal
ダクトnormal |
ユニットの最低共振周波数が随分高いです。
このあたりに盛り上がりがありますが、
小部屋の定在波との関連がよく解りません。
「試聴チェック音源」を聞く感じでも
このあたりの低域の強調が感じられます。
それより下位の低域は痩せた感じがします。
P1000-Eと同じような傾向で
低域が詰まった感じで、いまいち迫力不足です!
我が小部屋特有の音響特性もあるかと思いますが、
少し調整して見たいと思います。
< 調 整 >
ダクトに棒を入れて低域を調整してみます。
ダクト制御棒いろいろ |
ダクト |
ダクトの共振周波数 |
* * * * * * * * * <講評>* * * * * * * * * *
調整のねらいは
P1000-Eの時と同じく
100〜250Hzあたりの盛り上がりを下位の低域に導こうとするものです。
「試聴チェック音源」を聞く感じでも
ダクト制御棒②は低域の低い方に不明瞭な音が増え、
楽曲によっては不快な感じがします。
①と④は同じ感じに聞こえます。
normalに比べ低域が豊かになり聞いた感じも良い感じがします。
しかしまだ100〜250Hzあたりが強く
トーンコントロールでBassを2dB程度下げると良くなります。
*********** 計測資料 **********
測定音圧63dB付近
PinkNoise
RTA1/3
窓関数:ハミング
測定マイクの位置はSPユニットの正面です。
距離:0.5m
(ダクトnormalも同じです)
<かんすぴP800-E+FE83NV_ダクト①>
かんすぴP800-E+FE83NV_ダクト① |
<かんすぴP800-E+FE83NV_ダクト②>
かんすぴP800-E+FE83NV_ダクト② |
<かんすぴP800-E+FE83NV_ダクト④>