● 音の小部屋の模様替え_v.02

2024年6月下旬

2回目の模様替えをおこないました。
2023年7月から1年ぶりです。

夏場以外は他の趣味にかまけていて、なかなか時間が取れませんでした。
随分久しぶりのブログの更新です。


模様替え02

いろいろ環境に変化がありました。

1)天井の吸音材の撤去と入り口ドアの吸音材設置
2)各SPのアンプ構成などの変更
3)測定機器の変更(iPadmini2→iPad6)
です。


1)天井の吸音材の撤去と入り口ドアの吸音材設置

 天井の吸音材は前回の模様替え時残していたのですが、外しても聴取では大きな変化が無かったので撤去しました。
 部屋に入るドアを開けた時と閉めた時の両者共、聴取に違和感があったので、3✖️6板に吸音材を張ったものをいろいろな場所に置いてみました。結果、入口のドア(聴取者の後ろ)に設置すると良い結果が得られたので、入口ドアに固定しました。
 SP後ろの厚手のカーテンはそのままです。無いと音がうるさく感じます。
 全体的に反響が多くなりましたが、ボーカルなどはクリアーになりました。音楽を聴くには良くなったかな?
 相変わらず「Pure Audio」でなく「Poor Audio」です。


2)各SPのアンプ構成などの変更

機器設置状況
 機器の設置空間の確保のため、下の引き出しBoxの下側を一段分カットしました。新規の棚がなんとか収まってます。右側板にスピーカーターミナルを引き続き設置してます。8組のスピーカーケーブルがアンプから出てます。これのおかげで結線ミスが無く、一発で適切に音が出ました(∩_∩)


配線図(20240630)
 大きな変更は、アンプ(YAMAHA AX-596)の復活です。バイアンプ駆動をしているS3_boxの駆動用です。プリアンプ部とパワーアンプ部が物理的に切り離すことが出来るので、EN-15の手前にプリアンプ部、後方に低域のパワーアンプ部として使いました。古いアンプは使い勝手が良いです。結果、S3_boxの低域の低い方がより豊かになりました。ONKYOのOM-OF101の磁力が強い(磁石はかなり重い)ようで適切に動かすには大きなパワーアンプが必要だったようです。
 ブルーレイ・DVDレコーダーが追加になりました。オーディオ部への接続はBlueToothです。


3)測定機器の変更(iPadmini2→iPad6)

iPadmini2 & iPad6
どちらもかなり古い機種です。iPadmini2のiOSは12.5.7でこれ以上は更新できません。
 iPad6のiOSは17.5.1で最新とのことです。
計測値に違いがありました。以降に詳細を記します。


・iPadmini2 と iPad6 の計測比較

SP-G300の比較
SP-G300をiPadmini2 と iPad6で計測した比較です。
約4KHz以上の高域で大きな違いが見られます。それ以外ではそれほど大きな違いは見られません。


I_boxの比較
I_box(密閉型)をiPadmini2 と iPad6で計測した比較です。
約5KHz以上の高域で違いが見られます。
100〜200Hzの低域についてはiPadmini2よりiPad6の方が渋めの周波数特性です。

OM-MF519_MAの周波数特性
 上はOM-MF519ユニットの周波数特性(マークオーディオより)です。15kHzあたりの盛り上がりがiPad6の測定値と同様です。iPad6での計測の方が正しい結果が得られてるようです。今後はこちらで測定します。
 以前、iPadmini2で測定してた時、ユニットの特性との違いが大きくて変だなと思ってましたが、追求しなかったのは私の手抜かりです。いままでの測定値は見なかった事に(^^;

<まとめ>
・測定機器は高域感度の違いからiPadmini2よりiPad6が適切だ。
・AX-596の復活でS3_boxの低域の低い方がしっかり鳴るようになった。
・リスニングルームの吸音材の設置はSPの後ろと聴取者の後ろで効果が顕著だ。

運用中のスピーカー全てをiPad6で計測し直さねば!




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