● O2_boxの調整と計測

2021年11月中旬
追記:2022年1月中旬

O2_boxはマークオーディオのOM-MF4の為に設計しました。
O_boxの改良版です。
O_boxの設計時、testboxで容量を探っていたのですが、しぼり過ぎてしまったようです。
試聴をするとかなり低域不足です。容量が小さ過ぎたようです。
耳がちょっと厳しくなってきたかなぁ(^^;

O2_box 正面
よって、容量を増やしました。
下記、概略です。
O_box、O2_box 概略図
O_boxの後部を拡張(18mm厚の木片を周囲に設置)し容量を増やしました。
O_box:1.52ℓ
O2_box:1.74ℓ

O2_box 側面
バスレフダクトはサイドに設定しました(サイドバスレフ)。
ダクト:φ13mm、ℓ=5cm
ダクト長を変えて測定した結果、共振周波数は64Hzあたりがちょうど良い感じでした。
共振周波数:64Hz

塗料はWATCOオイル、チェリーです。
小さいSPなので、少し派手目に...(∩_∩)


内部と吸音材の状況

マークオーディオより
OM-MF4の最低共振周波数:97.5Hz


・計測
測定音圧63dB付近
PinkNoise
RTA1/6
窓関数:ハミング
測定距離:0.5m


RTAは1/6のものを使いました。
低域の動きが詳細に見れます。

64Hzあたり結構出てるように見てとれます。
高域は3KHzあたりから16KHzあたりまで下がっています。


・試聴
O_boxに比べ低域は出ています。ねらい通りとなりました。
測定と同じように、60〜80Hzの低域は十分では無いですが出てます。
高域は計測値と同様に伸びていません。
全体的には低域よりの音になっています。
まぁ、6cmの口径でこの音は素晴らしいです。



<追記:2022年1月中旬>
 2021年12月中旬、居間に設置していたDENONのレシーバー(DRA-201SA)が壊れてしまったので、居間のオーディオを見直しました。
DRA-201SAは以前から不具合があったのですが、FMを聞く為だけだったので、だましだまし使ってました。
スピーカーはかんすぴP1000-E改にFE-83eを取り付けて聞いていました。
居間はオーディオの設置スペースが無いため、DRA-201SAとSPを書棚の上に置いてました。SPは天井付近です。その為か低域が増強され、調整には苦労しました。
SPの調整とDRA-201SAでBASSをー4位にしてました。

さて、
購入にあたって
・ながらリスニングなので価格は安く
・FM放送を気楽に聞く為
・外部スピーカーの変更が可能
・低域の調整のためトーンコントロールが必要
などの条件で検討しました。

SC-PM250(本体表記はSA-PM250)
パナのミニコンポ SC-PM250になりました。
価格はCDラジオ並みです。
SPやアンテナケーブルの取付端子は普通の汎用品です。
この安いクラスだと他メーカーの機種は、なぜか取付端子が特殊なものが多いです。価格に影響すると思うのだけど...?
本体も小さいですが、リモコンも小さく、片手に収まり使い勝手が良いです。

FM放送は50Hz以下はほぼ出てないので、SPも見直しました。
O2_boxを移設することにしました。

O2_box横置き
最初は横置きでバスレフダクトを下にしていたのですが、低域が強く出るので、下のように変更。

O2_box縦置き
縦置きにしバスレフダクトは外向きです。このSPはR側です。


ー 感 想 ー
O2_boxのバスレフダクトは以前のままです。調整はしていません。
 SC-PM250のトーンコントロールは調整幅が少ないです。
BASSをー2かー3にして聞いてます。
「かんすぴP1000-E改+FE-83e」では低域が少しもやっとしていたのですが、それが無くなりました。
アンプは恐らく、「いわゆるデジタルアンプ」かと思いますが、普通に良い音です。
音量は絞り気味なので、DRA-201SAとの違いが判りません。多分、音量を大きくしたら違いが出るんだろうなぁ。

ほかにCD、bluetooth、USBメモリーが使えるので、色々な音源を再生して楽しんでいます。
凄く快適です。



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