● G2_boxからJ2_boxへ(調整と計測)

 2021年12月上旬

FE-83NVのバスレフについては
「● J_box、K_boxの誤算」
で掲載しましたが、苦労してます(^^;
なかなかこれはって言うものにたどりつけません。
まぁ私の詰めの甘さなのですが...
気を取り直して
G_boxを基にバスレフダクトを改良し、中に容器を入れて減量したりして試聴を続けました。G2_boxとしました。
結果、

G2_box
中の容器は塗料缶とハチミツのビンです。
差引、約4.6ℓの容量です。
計測と試聴の結果このあたりが適当かと...

J_boxが4.19ℓだったので、後部を拡張すると良さげな大きさになりました。
下記概略図参照
概略図

J2_box:4.61ℓ
(※写真で4.62ℓとありますが、修正しました)
下部バスレフ
バスレフダクト:φ25mm、ℓ35mm、共振周波数は86Hz

J2_box

左端は後部ふた。間が拡張部 t=15mm

吸音材の状況 2
SPユニット側の部屋の吸音材を少なくしました。
特に背面の吸音材を取ると中高域の音が華やかになります。
バッフル側のSPユニット下に吸音材(密度高め)を追加すると低域の低い方が少し大人しくなり、バランスが良くなりました。

使用SPユニット:FE-83NV
最低共振周波数:149.7Hz

FE-83NVの周波数特性_fostex


・計測
測定音圧63dB付近
PinkNoise
RTA1/6
窓関数:ハミング
測定距離:0.5m
50Hzは厳しいですが、、60Hzあたりから出て来ます。
低域は試聴上もI_boxより出ているように感じます。
低域の低い方は少し強すぎるように感じますが、聞きながら吸音材などの調整をしてみました。バランスが取れているように思います。
中高域はFE83シリーズ独特の周波数特性と同じです。
2KHzあたりから下がっていますが、聴感上は吸音材の調整でそれほど下がっているようにはは聞こえません。華やかです。
ボーカルは強く迫って聞こえます。
好きな音質です。


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