● 音の小部屋の機器と配線 ⅳ

公開:2020年9月上旬 

スピーカー以外ってどうしてるの?
っていう問合せが以前あったのですが、
使用機器など、とても披露するような内容ではないのでスルーしてました(^^;
が、
機器は古いままですが、やっと配線が繋がって(2020年9月)落ち着いてきたので、
記録がてら公開することにしました。

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機器と配線をリニューアルしたので再々更新します。
古いものは☆☆☆マークの下に残しました。
機器の解説は古いものを踏襲しました。

更新:2020年12月上旬
再更新:2022年6月中旬
再々更新:2022年12月上旬

機器概略配線図_2022年11月

④のミキサー(Toolmsc)は新規導入です。
⑥のPM8600は製作SPを鳴らすためのものです。⑫のスピーカー切替SW(AS-5Ⅲ)は写真には写っていません。SP-G300の上にあります。
⑦のYD-30BHⅡはSP-G300を鳴らすための専用アンプです。
⑧〜⑪はT_boxを鳴らす為の機器です(バイアンプ構成)。LXV-OT9(LUXMAN)は復帰です。⑨ EN15(ステレオ2ウェイ型チャンネルデバイダー)は新規導入です。⑩の高域用アンプ(AP15d)と⑪の低域用アンプ(AP15mk2)は保有していたものです。

 SPへの専用線が多くなりました。LR2本1組のケーブルで8組です。多過すぎて取り回しに不自由なのと、切替えなどの利便性のため途中に中継端子を設けました(⑩⑪のアンプの右隣)。


木炭画写真(左上:実写)_2022年 12月


 その他変更点(前回)は、左側にあったチェストの引き出し2個を削って、右のチェストと同じ高さにしました。これで設置空間が多少広がりました。さらに、小さな棚を設置して機器を置くスペースを確保しました。

① CDP-X3000(SONY)
 CDプレーヤーです。上の蓋を手動で奥にスライドさせてCDをセットします。レコードをかけるような雰囲気で、これが気に入って購入しました。1996年の発売で、1997年3月のCDカタログに掲載されてます。保証書が出て来ました。2001年1月の購入です。生産終了の情報が入ったので急いで購入したのを思い出しました。かなり古参なので操作スイッチは渋くなってます。webによると半田付けの豆粒程のスイッチ(この機種の弱点)を交換する必要があるようです。これ以上老眼が進まない内になんとかせねば(^^; 

・2020年9月16日、操作スイッチを交換しました。
左が取外したSW、右が新品
 タクトスイッチと言う物だそうです。0.6mm角、高さ0.5mmです。7個全て交換しました。老眼が進んできてるのでSWの取外しは厄介でした。ハズキルーペ使用でやっとかなぁ(^^;YouTubeの「SONY CDP-X3000 操作スイッチを交換修理しました」を参考にしました。ハンダ吸取線の使い方がキモでした。コテでハンダを溶かすと同時に古いSWの足を曲げて取り外すところなども参考になりました。CDP-X3000完全復活です。本体で操作できるのは快適です。

② CD-P650R(TEAC)
 以前はSONYの携帯型CDプレーヤーD-NE241を置いてました。あまり出番は無かったです。2020年11月に据置型に交換しました。TEACのCD-P650Rです。販売終了品でしたが、TEAC storeに訳あり品がありました。届いた商品は箱の再包装の跡もなく、箱の汚れもキズも無い新品でした。何が「訳あり品」なのだろう?
 最初はCambridge AudioのTOPAZ CD5を注文してたのですが、販売終了になってしまいました。次にYamahaのCD-S300を候補に入れてたのですが、これも販売終了になってました(^^;どちらもリモコンにCDのopen/closeのボタンがあるので気に入ってたのですが...
 この記事で普及価格帯のものに影響が出始めてるのかな?
 CD-P650Rはあちこちのブログで高評価を得ています。CDプレーヤーの良し悪しがわかるほどの耳も周辺機器も無いのですが、身びいきもあってか、少し良く聞こえるような気がします。
 2台持ちになって、交互にCDをかけるのにタイムラグが無くなったのは嬉しいです。何処かのJazzBarみたいに...(∩_∩)

③ スマホ(HUAWEI Mate 9)
 使わなくなったスマホの転用です。SPの計測時、Signal Generatorでピンクノイズを発生させます。試聴チェック音源も再生します。USB-Cからの出力です。

④ ミキサー_Toolmsc
 
 入力切替え用に新規導入(2022年9月購入)。パッシブ型です。切替え用のセレクターを持っているのですが、信頼性がイマイチだったので入力レベルを各々調整できるミキサーにしました。ミキサーなので再生している機器全ての音がミックスされて出力されます。必要な機器のみ再生!操作SWが無いので一手間省けます。意外と便利です。
 安い割に金属躯体でしっかり作ってあります。ボリュームの動きも高級感があります。

⑤ LS-02J(FX-AUDIO)
 2020年9月購入。これでほぼ全ての機器が繋がりました(∩_∩) 入力選択の要です。2入力選択、4出力選択として使ってます。逆も可能です。スイッチ上の黄色のテープは青色発光ダイオードが眩し過ぎるためです。12Vの電源は付属してません。

⑥ PM8006(マランツ)
 AX-596(YAMAHA)の入れ替えです。プリメインアンプです。値上げの情報が入ったので、急遽購入(2021年8月)。トライ・トーンコントロールが魅力です。12.0Kg。

マランツHPより抜粋
 MIDの可変量が±6dBと小さいですが、聴感上はBASS、TREBLEと変わりません。MIDの可変周波数の幅が大きい為と思われます。どちらかと言うとBASS、TREBLEの可変周波数の幅が小さいため音の大きさの変化は小さいようです(AX-596と比較)。

⑦ YD-30BHⅡ(YUDIOS)
 2019年5月購入。PM8006と比べて遜色ないです。小さなデジタルアンプですが3バンドのトーンコントロールを備えています。さらに各バンドの中心周波数も変えることが出来ます。MADE IN JAPANです。こちらでSP-G300を鳴らしながら調整していきます。


< ⑧〜⑪はT_boxを鳴らす専用回路です。バイアンプ構成です>
⑧ LXV-OT9(LUXMAN)
 真空管グラフィックイコライザーです。音楽之友社ONTOMO MOOKの付録です。2020年6月購入。細かい調整用で採用。直感的で便利です。

⑨ EN15(ステレオ2ウェイ型チャンネルデバイダー、Fostex)
 新規導入(2021年10月購入)。2ウェイのチャンネルデバイダーです。クロスオーバー周波数が連続可変出来ます。高域用アンプと低域用アンプに出力しています。ウーファー(2個)とツイーター(1個)の音圧バランス調整のためと2個のウーファーの干渉を少なくするために採用しました。

⑩ 高域用アンプ:AP15d(Fostex)
 以前、購入(2015年7月)したものです。いわゆるデジタルアンプです。高域をLとRに振り分けています。

⑪ 低域用アンプ:AP15mk2(Fostex)
 以前、購入(2021年9月)したものです。いわゆるデジタルアンプです。低域をLとRに振り分けています。


⑫ AS-5Ⅲ(LUXMAN)
 以前は2台のアンプ(SP出力)の切替用として使ってましたが、本来のSP切替用としました。4台のSPを切替えます。SP-G300の上に移動しました。


● その他
・SPケーブル
 こだわってません。だんだんと高域が聞こえにくくなっており、機器もハイレゾとは無縁の状況です。amazon basicsのSPケーブル(16ゲージ、30.5m)を使用してます。これ以上太いと取り回しや接続が面倒です。抵抗を調べると19℃で0.8Ω(30.5m)でした。SPケーブルとしての長さは、1回線あたり6m程度なので0.16Ω程度となります。ちなみに冷凍庫に24時間入れた後計測したら、-3℃で0.6Ω(30.5m)でした。0.2Ωしか違わないんだ。6mだと0.04Ω。違いわかるかなぁ〜(^^;1回線あたりの抵抗は1Ω以下なら充分じゃないかと言う専門家もいます。

・接続ケーブル
 アンプまでのケーブルです。仮接続したとき市販の長いAVケーブルを使ったのですが、かなり音質がひどくなってしまいました。ここはちょっと注意です。反省を込めてケーブルは自作しました。出来るだけ最短にしてあります。オヤイデのシールドケーブルでLR各々シールドされてます。太くは無いです。規格は失念してしまいました。

・電源ケーブル
 これもこだわってません。壁のコンセントにアンプ付属のケーブルを直挿しです。アンプメーカーの電源回路を信じてます。
 以前、えらく高額な電源ケーブルの比較試聴したのですが、良いかどうかは解らなかったです。違いもリスニングポジションで変わるので、電源ケーブルの違いかどうかも不明です。何が違い、何が良くなるのかも不明でした。ちゃんとした計測データを取って比較する必要があるかと思います。文学的オーディオでなく科学的オーディオが求められます。



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☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆   過去の記録  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
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公開:2020年9月上旬 
更新:2020年12月上旬
再更新:2022年6月中旬

古い記録も残しておきます。

old 3:概略配線図・木炭画写真_2022年 6月



old 2:概略配線図・木炭画写真_2020年12月



old 1:概略配線図・木炭画写真_2020年9月



 ⑤のLS-02Jを手に入れて入力関係がスッキリしました。ほぼ全ての機器がやっと繋がりました。⑪ ⑫のスピーカー切替SWは写真には写ってません。SP-G300の上にあります。あ〜!接触抵抗が大きそうだなぁ〜(^^;
 SPの計測時、スマホ(Signal Generator)は⑥AX-596に直接接続してます。

 大きなラックは置けないので、狭い隙間になんとか収めてます。なんとか信号の流れ順に収まりスッキリしました。後ろは電源関係のケーブルなどがひしめいてます。


④ PC-1e(FOSTEX)
 据置型のCDプレーヤー CD-P650Rが入ったので必要無いかと思ったのですが、下記のようにCDP-X3000の方が出力電圧が少し高く、聴感上も若干大きく聞こえます。

いずれも仕様書より
 よって残すことになりました。単に可変抵抗が入っているだけですが、さまになってます。

⑦ FBQ800(BEHRINGER)
 LXV-OT9(LUXMAN)の入れ替えです。9バンドのグラフィックイコライザーです。スペアナの表示周波数と合致してます。SP-G300を調整するためです。
 不調のため退場となりました(2022年8月上旬)。

⑧ LXV-OT7(LUXMAN)
 プリ部のみ真空管のアンプです。音楽之友社ONTOMO MOOKの付録です。2019年1月購入。3W+3W(8Ω)です。低域の低い方と高域の高い方は若干弱く音質が不鮮明です。SP-G300を大きな音で鳴らすには厳しいかな?

⑪ SP-G300(サンスイ)
 今回の機器と配線の変更は、SP-G300の調整作業が契機となりました。FBQ800→YD-30BHⅡが専用機となっています(2022年8月上旬変更)。
 耳の補正をジャズバーなどの大きなSPで行なって(まぁ飲む口実にもしてたのですが...)いたのですが、周囲の環境の変化や私の老いに伴う状況の変化が進んで来たので、それに備えようと言うものです。
 調整作業はSP-G300の周波数特性の平準化です。グラフィックイコライザーや等ラウドネス曲線をにらみながらの調整と試聴を繰り返すことになります。狭い部屋に大きなSPなので苦労しそうです。上手く調整出来ますように...🙏

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③ LBT-AVWAR500(ELECOM)
 Bluetoothの受信機です。スマホやパソコンの中の音源の再生で便利に使ってます。更新の早いBluetoothです。流石に古くなってきました。発信器の方も...共に更新の必要があります。

④ ICZ-R250TV(SONY)
 録音出来るラジオ受信機です。定期的に録音してます。NHKFMの三昧シリーズはかなり録音しました。出力がイヤホンジャックしかないので、時々これに繋げますが、音質はかなり⤵︎です。

⑤ LS-02J(FX-AUDIO)
 2020年9月購入。これでほぼ全ての機器が繋がりました(∩_∩) 入力選択の要です。4入力選択、2出力選択として使ってます。逆も可能です。アンプの切替時は⑨のAS-5Ⅲと同時切替が必要です。スイッチ上の黄色のテープは青色発光ダイオードが眩し過ぎるためです。12Vの電源は付属してません。ご注意!

⑥ AX-596(YAMAHA)
 プリメインアンプです。購入年月日は不明です。保証書が出て来ました。2005年10月の購入です。SP-G300が2005年8月に我が家にやってきたので、これを鳴らす為に急いで購入したようです。ヨドバシカメラのアウトレットでかなり安く購入しました。当時はデジタル移行全盛期でアナログアンプは絶滅寸前でした。アウトレットには多くの高級機が定価の1/3〜1/4位の値段で売られてました。あ〜!買っておけば良かったのに〜!と後悔しきりです。
 2005年6月のカタログにあり(発売は2004年のようです)。10.6Kg。ピュアダイレクトスイッチやCD/DVDダイレクトスイッチが便利です。これも古参ですが、頑張ってます!

⑦ LXV-OT9(LUXMAN)
 真空管グラフィックイコライザーです。音楽之友社ONTOMO MOOKの付録です。2020年6月購入。写真の設定はSP-G300のものです。55Hzを3dB程度下げてます。直感的で便利です。何故かアンプ ⑧LXV-OT7より熱が出ます。

⑧ LXV-OT7(LUXMAN)
 プリ部のみ真空管のアンプです。音楽之友社ONTOMO MOOKの付録です。2019年1月購入。3W+3W(8Ω)ですがSP-G300を楽々と鳴らします。低域の低い方と高域の高い方は若干弱いです。一杯やりながらのリスニングモードの時は、こちらで鳴らす事が多いです。

⑨ AS-5Ⅲ(LUXMAN)
 2台のアンプ(SP出力)の切替です。これでSPケーブルを1系統にし、離れたSPに送ります。そもそもはSPセレクターなのですが、マイナス側も独立しているため、逆の接続が可能です。SP-24Bのマイナス側は接地して供用してるため逆で接続するとアンプが壊れる可能性があるとの事です。さすがLUXMAN!

⑪ SP-24B(SOUND TECH)
 スピーカーセレクターです。4番は⑫へのUP回線に使ってます。

⑫ SP-24B(SOUND TECH)
 ⑪と合わせて7組のSPを繋いでます。便利この上ないです(∩_∩)


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