2020.02.13
「音と響きの基礎知識(音楽の友社)」
によると
小さな部屋では特定の音域の音が
異常に響く現象が発生し易く、
このような定在波の現象をブーミングと呼ぶそうです。
下記はこの本を読んだ私の解釈....理解できてるかなぁ(^^;
3種類の部屋をシュミレートした結果
A部屋:3.0m×4.0m(h=2.4m)
B部屋:6.0m×8.0m(h=4.8m)
C部屋:12.0m×16.0m(h=9.6m)
20〜100Hzの低周波で
Aの部屋はB、Cに比べ
定在波の発生する周波数の数(「モードの数」と言う)が少ないそうです。
単純に考えると「少ない方が良いんじゃないかなぁ!」
と思うんだけど、
Aの部屋では
定在波の発生する周波数の数が少ないため
特定の定在波が目立ち
「異常に響く現象が発生し易い」
となるようです。
つまりブーミング!
B、Cの部屋では定在波の数が非常に多く
ブーミングとなる周波数が相対的に目立ちにくくなっているそうです。
どうも我が小部屋でも
大なり小なりこのブーミングが起こっているようです。
音楽練習用の個室やソロの録音スタジオ
などは小さな部屋が多いので
このブーミング対策は必須のようです。
いろいろ対策は書いてあるのですが、
「カーテンやカーペットなどによる通常の吸音対策ではほとんど効き目がありません」
とあります。
がーん!!
定在波対策はその後もいろいろとやってるのだけど
ほとんど変わらず(効果無し)でした。
ほとんど変わらず(効果無し)でした。
我が小部屋は
約2.3m×2.5mで
雑多なものが所狭しと並んでいるので、
ほぼ変更不可能!
前blogの
「● 小部屋の定在波対策」
の状況で
対応していかなくてはいけないようです。
まぁ!けっこう対策は追い込んでるかなぁ!
と思いたいのですが...
小部屋の改良を加えながら、
引き続き測定していきます(∩_∩)
私たち通常の試聴環境では、
定在波の嵐の中で音楽を聞いてるのですね(^^;