2022年7月下旬
テレビで音楽番組を見ると音がショボいので、専用のスピーカーを作ることにしました。
P_boxは居間のテレビ用に設計しました。
O2_boxが良かったため、同じユニットでサイドバスレフも同様にしました。
テレビ台も作成しその中に入れるようにしてあります。
奥行きは大きくなりました。
ユニット:マークオーディオのOM-MF4
・概略図
P_box概略図 |
TV台概略図 |
吸音材はあっさり目です。奥のSPのある空間に吸音材は入れてありません。
バスレフダクトは
φ13、ℓ=5cm
boxの共振周波数:64Hz
です。
VP-20をboxに固定してVP-13を取り外し可能にしています。
長さを変えて良さげなダクト長を探ります。
<測定>
測定音圧63dB付近
PinkNoise
RTA1/6
窓関数:ハミング
測定距離:0.5m
測定場所:いつもの小部屋
アンプ:マランツ PM8006
測定はいつもの小部屋で行いました。
5K〜14KHzあたりの高域が若干下がり気味です。
視聴音源を聴いてもO2_boxやN2_box同様、低域よりのSPです。
音質改善の為、トーンコントロールを操作して周波数特性がフラットになるよう調整して見ました。
トーンコントロールはTreble +3目盛です。
Treble +3目盛でかなり改善してます。
視聴音源でも高域が改善されていることが分かります。
低い方の低域も充分ではないにしてもOM-MF4を使った他のSPより出ています。
エンクロージャーの奥行きを大きく取った影響かな?
<居間への設置>
相当前に購入したものです。やっと日の目を見ることになりました。
TVからは光ケーブルでデジアナ変換。
音楽番組でP_boxを鳴らす場合はアンプの電源を入れ、TV本体は消音で使ってます。
TVの仕様にちょっと?もありますが、ひとまずこれで運用。
他に3ch全録チューナー、HDD2台と設置環境はかなりきつくなってます。
他に3ch全録チューナー、HDD2台と設置環境はかなりきつくなってます。
発熱の問題もあり、もう少し余裕が必要な気がします。
<居間でも測定しました>
上記の写真の状況のままです。
動画は手持ち撮影なのでゆらゆら揺れてます(^^;
測定音圧63dB付近
PinkNoise
RTA1/6
窓関数:ハミング
測定距離:0.5m
測定場所:居間
アンプ:Lepy LP-2024A+
Lepy Amp Directモード
トーンコントロールを使わないモードです。
3kHz以上の周波数はかなり下がっています。
64Hzあたりの低域は充分です。ちょっと盛り過ぎかなぁ。
Lepy LP-2024A+のトーンコントロールの目盛は0〜10です。
Treble 目盛 0、Bass 目盛 0にするとひどい周波数特性になります。
あまり大きな調整は出来ないようです。
中間の5が±0の位置のような気がしますが、不確かです。
3000円代のアンプなので、調整は厳しいかなぁ...
とりあえず
Treble 目盛 0〜5〜10(−5〜±0〜+5)
Bass 目盛 0〜5〜10(−5〜±0〜+5)
としてみます。
いつもの試聴音源では、低域の低い方が大きく聞こえます。トーンコントロールで調整しても楽曲によっては不快なままです。6cmのSPでこの低域はちょっと無理かも...
トーンコントロールの調整だけでは無理そうなので、吸音材の追加とバスレフダクトの調整を行いました。
吸音材は下記のように後部とバスレフダクトの反対側に追加しました。
バスレフダクトは
φ13、ℓ=3cm
boxの共振周波数:81Hz
いろいろ長さを探ったところ、このあたりが良さげでした。
Toneモードでトーンコントロールを調整して、周波数特性がだいたいフラットになるようにしながら測定。
Lepy Amp Toneモード
Treble 目盛+7(+2)
Bass 目盛+4(−1)
で高域は抑え気味ですが概ねフラットです。
16KHzあたりの盛り上がりはこのSPの特性です。
64Hzあたりの低域は充分です。まだ少し大きいかな?
いつもの試聴音源を聞くと、低域の低い方が少し押さえられた感じがしますが、
さらにBass 目盛+2〜+3(−3〜−2)あたりで
良くなりました。
部屋の環境(居間は低域増幅の部屋?)が大きく影響していると思われますが、
概ね良い感じです。
これで良い音で音楽番組が聞けるのを楽しみにしています。
まぁ、良い音源の番組があればいいんだけど(^^;
数えるぐらいしか無いような気がしますが...